セミナー

先日富山県テクノホールにて建築士事務所協会等が主催の「震災復旧のための震災建築物の被災度区分判定基準および復旧技術指針講習会(全構造編)」という正式名称の長い講習会に参加した。

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 当日は午後より大雨でしたが100名近く参加され講習室はほぼ満席でした。みなさん被災地のことを思いやり又自らの地域が被災した時のことを考え参加したようだった。

 

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 まず震災直後は主に建物への立ち入り可否情報としての「応急危険度判定」を行い、その次の段階として継続使用のための復旧の要否判定として「被災度区分判定」おこなう。いずれも被災建築物および被災地域の早期回復に資することを目的としたものである。「被災度区分判定」は講習を受けた建築士等の有資格者が行う。

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 受講後の感想は被災者の生命と財産を守る為に最善の方法を確実かつスピード感を持ってやれるかであろうが、こればかりは経験を積まないと習熟はしない。(被災建物が出ないことが一番です)しかし多くの被災建物がある場合は専門家が至急判断するだけでも復興への早い足音になると期待したい。今後は行政や保険会社等の対応にもこの業務がもっと被災者のお役に立てれば良いと感じた。

 

昨晩 金沢科学技術専門学校で私が所属している北陸インテリアプランナー協会主催の研究会(第47回)に参加しました。

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今回のテーマはタイムリーな企画として太陽光発電システムについて某大手メーカーの担当者より説明が在りました。

一人目の内容は発電エネルギー種類(長所、短所)や動向等を分かりやすく説明いただいた。

二人目は住宅用太陽光発電システムについて説明いただいた。私が改めて気づかされた点は下記の通り

 

1.雪国の場合は積雪が1.5m以上ある場合は壊れる場合があり設置できない。

2.金属板葺きの屋根に設置可能なのは屋根勾配が4寸以上であること。

3.発電は夏季日中の高温時や屋根から宅内まででロスが現在は30%近くまで発生すること。

4.モジュールやパネルサイズは世界共通ではない

5.イニシャルコストをランニングコストでペイするまでは現状では10年以上かかりそう。

6.蓄電池の開発も重要である。(売電は様様な問題を抱えている)

7.EV車を蓄電池代わりに利用した双方向の電気の考え方も近い将来可能であること。

 

以上昨日管総理の発表のように太陽光発電システムの価格が2020年までに1/3、2030年までに1/6になりモジュール変換効率も上がれば平均的な住宅の電気の全エネルギーを賄うこともその頃には可能なような気がした。それまでに開発に各メーカーはしのぎを削り、選ぶ基準としてコスト、耐久性、発電効率以外にデザインやパネル以外の総合開発力でメーカーやシステムを選ぶ眼力が必要となるようであった。

又勉強の楽しみが増えましたね!

 

 

新築住宅の省エネルギー化は法律により平成11年省エネ基準に適合の必要性があり、この基準に適合する住宅の適切な断熱施工方法、省エネ基準の解説及び支援制度等のセミナーでした。

休憩時間での様子

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 セミナーでは具体的数字や写真も交え有意義なセミナーでした。特に断熱に関しては日射方向の考え方や断熱施工精度によって大きく左右されることをあらためて感じた。

特に日射では夏の西面の開口を注意したり、断熱施工では隙間を作らないことが重要であった。

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「貴社は、より厳しさを増す食品安全管理体制は充分ですか?」

との問いかけにISO22000等の認証機構が主催したセミナーに参加した。

認証機構やISO22000の審査員等の専門家の話を県内の食品業界の実務者や代表が参加して

講義とディスカションを行った。

内容として現状の施設の問題点や関係者間で食品安全の考え方についてギャップがあるなどの

問題点についての改善方法について話し合いを行った。有意義なセミナーであった。

 

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 耐震診断→補強計画→施工の流れの中での考え方や正しい補強方法及び留意点等を学ぶ

  (正しいが大事なポイント)

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当日は60名程度の設計者や施工者が熱心に耳を傾けた。(休憩中のヒトコマ)

 補助制度の概要も学ぶ

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